入手経路、設定の流れ、よくある質問。なぜプロキシクライアントが要るか、iOS での導入とノード設定、接続できたあとの見え方。
注:手順は App Store の説明と実機確認に基づきます。画面文言はバージョンで差があります。端末の表示を優先してください。本サイトは公式と無関係です。
配信の国別カタログ、職場や学校のネットワーク、不安定な経路のせいで、ページが開かない・タイムアウトする・見たい作品が出ないことがあります。よくあるのは次のような場面です。
多くのツールはサーバー、ポート、暗号を手入力します。経験が無い人には「取り込みに何を貼るか」が壁になります。
以降はダウンロード、取り込み、ノード選択、接続、確認の順で、初心者がやりがちなミスも印します。
Shadowrocket は iOS のプロキシクライアントです。複数プロトコル————を1つのアプリにまとめ、ドメイン、IP、アプリのルール分流に対応します。設定は端末に残り、第三者サーバーへは上がりません。
同類と比べ、対応プロトコルが広く、負荷が低く、細かいルールが書けます。ワンタップだけでカスタムできない単純プロキシとの差は、ここにあります。
| プロトコル | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Shadowsocks | 軽量、歴史が最も長く、エコシステムが成熟 | 単純で安定、ノードが豊富なとき |
| V2Ray (Vmess) | 多様なトランスポート偽装。妨害に強い | 回線が厳しく、より強い隠蔽が要るとき |
| Trojan | 通常の HTTPS に見せ、指紋が取りにくい | 接続の安定を最優先するとき |
| VLESS | V2Ray の軽い代替。オーバーヘッドが小さい | 速度と効率を重視する新しいノード |
プロトコル以上に便利なのがルール分流です。日本のサイトやネット銀行は DIRECT、地域制限のある先だけノードへ、という分け方ができます。アプリ単位で DIRECT / PROXY を寄せることもできます。書き方の例:
DOMAIN-SUFFIX,netflix.com,PROXY
DOMAIN-SUFFIX,yahoo.co.jp,DIRECT
GEOIP,JP,DIRECT
FINAL,PROXY
条件に合うトラフィックはそのポリシー。どれにも当たらないものは、最後のフォールバックです。自分で書いても、整備済みのルールサブスクを取り込んでもよく、白紙から始める必要はありません。
補足:ストアに出ていれば普段の Apple ID で買えます。ストアを切り替えた場合は、入れ終わったら元の ID に戻せます。手順の全体は ダウンロード案内。次章のステップ 1 は短い版です。
ダウンロードから接続までの中核です。順に、目安は3分。長い版(3つの取り込み、Global Routing、ルールの仕組み、トラブルシュート)は 詳細チュートリアル →
App Store(「設定」ではない)を開き、Shadowrocket を検索します。出ていれば普段の Apple ID で購入。出ていなければ、右上のアイコン → 一番下の「サインアウト」のあと、取り扱いのある地域の Apple ID で入り直して検索。初回は VPN の許可が出ます。詳細は ダウンロード案内。
⚠️ よくある失敗:別地域の Apple ID を新規作成して支払い方法を求められたら、出せるときは「なし」を選びます。実在の海外住所や二枚目のカードは、そのスキップには不要です。
支払い方法は不要 · 入れたら元のアカウントへ戻せる
サブスク URL を用意したら、ホーム右上の「+」、Type を Subscribe → URL を貼る → Alias → 保存。サーバー、ポート、パスワードの手入力は不要です。保存は URL を覚えただけです。ノード一覧はまだ空です。そのサブスクを開き「更新」を押すと、Shadowrocket がノードを取ります。
⚠️ よくあるミス:保存後にホームが空で、取り込み失敗だと思う。実は「更新」を飛ばしています。サブスクを開いて一度押してください。
URL 貼り付け · QR 読み取り
一覧には遅延が出ることが多いです。数字が小さく、近いサーバーを選びます。迷ったら右上のテストで一括測定し、いちばん速いものを選んでください。
⚠️ よくあるミス:遅延が Timeout や赤。そのノードは今使えないだけです。緑または黄を選んでください。アプリの不具合ではありません。
遅延は低いほどよい · いつでも切り替え可
ホームに戻り、上部のスイッチをタップ。アイコンが点灯し「接続済み」になればトンネルは通っています。見たいサイトやカタログを開いてください。iOS が一度だけ VPN 構成の許可を出します。「許可」で問題ありません。システムの確認であり、情報の持ち出しではありません。
⚠️ よくあるミス:スイッチを入れたあとアイコンが点滅し続ける。今のノードがタイムアウトです。戻って別ノードを選んでください。
つながれば、設定は完了
ブラウザで、開きたかったサイトやカタログを試します。表示されれば設定は成功です。流れを確認するなら下部の Data で Direct と Proxy を見てください。Proxy が使いながら増えていれば、その通信はノードを通っています。
Data タブで直通/プロキシの内訳を見られる接続後、地域制限・遮断・経路の悪いサイトが開けるようになります。速度はノードと回線次第です。よくある使い方:
リストを新しく保つには 設定 → サブスク で「起動時に更新」と「バックグラウンド自動更新」をオン(後者はシステム「設定 → 一般 → App のバックグラウンド更新」で Shadowrocket を許可)。ネット銀行、地図、社内ネットなどノードに出したくない先は DIRECT にすると遠回りしません。
App Store の一部地域にしか並んでいません。日本のストアにあれば普段の Apple ID で購入。なければ App Store だけ(iCloud ではない)取り扱い地域の ID で入れてからダウンロードし、あとで戻せます。手順は ダウンロード案内。
自分でサーバーを立てて設定を出すか、信頼できるサブスク/事業者の URL をステップ 2 のとおり取り込みます。サーバー・ポート・パスワードを手打ちする必要はありません。
ノードがまだ有効か、端末の時刻が正確かを確認し、一覧の別ノードを試してください。長く繋がらないなら、トラブルシュートガイドへ。
iOS / iPadOS のみ。iOS 13.0 以降。Android は同じプロトコルの別クライアントを使います。設定の考え方は似て、画面は違います。
アプリ本体は App Store の買い切りです。アプリ内課金もサブスク料金もありません。継続費はノード/サブスク側で、別途購入か自前構築であり、アプリ価格とは無関係です。
上限は買ったサブスク側(多くは 3〜5 台)で、Shadowrocket とは無関係です。同じ URL を複数の iOS 端末に取り込めます。
Data → iCloud → 自動同期 をオンにし、「設定 → Apple ID → iCloud」で Shadowrocket の iCloud Drive を許可します。ノードと設定が同期されます。新端末では同じ Apple ID で同じ設定をし、Shadowrocket を開くと、ノードを1本ずつ足さずに以前のデータが見えます。シーンとグループは自動同期の対象外なので、自分でバックアップしてください。
ルールやノードがサブスク形式なら、設定 → Subscribe で「バックグラウンドで自動更新」をオン(システムの Appのバックグラウンド更新を許可。間隔は自分で設定)。毎回「更新」を押す必要はありません。
これで足りなければ、下のリンクから図解の詳細チュートリアルとトラブルシュートへ。